ゴムスポンジの独立気泡、連続気泡って何?
ゴムスポンジなどスポンジ絡みでよく聞く
独立気泡・連続気泡と言う言葉。
今回は、気泡の種類を紹介してみようと思います。
独立気泡
独立気泡、単独気泡、単泡(たんぽう)、独泡(どっぽう)
などと呼ばれます。
独立気泡は気泡がそれぞれ独立している構造体です。
単独気泡の特徴
断熱性
衝撃吸収性
クッション性
水浮揚性
保温性
などなどに優れています。
また、工業用品的に選ばれる特徴としては、
気体や液体を通さないとうこと。
完全に通さないか?と言われるとそうでもないですが、
気泡同士が繋がっていないので、スポンジ内は非常に通しにくい
構造であるということですね。
と言うことは、期待や液体を通さない為のパッキン(シーリング)や、
隙間埋め、また、浮きますので、フロート、水泳用品、などなど
用途は様々です。
用途例
- 日用雑貨品
- 玩具
- 健康・スポーツ用品
- 弱電機器のパッキング材
- 低温・常温断熱材
- 飛行機、車などのシーリング
- お風呂、トイレの密結パッキン
などなど、意外にいろんなとこで使われてるんです。
発泡させてるので、軽くなるのも利点ですね。
連続気泡
連続気泡は、連泡(れんぽう)などと言われ気泡同士が
繋がりあっている構造体のことを言います。
連続気泡の特徴
吸水性
通気性
吸音性
断熱性
などなどに優れています。
台所用スポンジなんかは、連続気泡の代表ですね。
水を吸水させたり、通気性を良くしたり、吸音したりと
用途に応じて使用します。
用途例
- 日用雑貨品
- 吸音材
- 鉄道、弱電、クーラーなどのバックアップ材
- 化粧品
- 吸水ローラー
- 屋上断熱材
などなどが連泡の用途例です。
中には、エプトシーラーのように半分独立気泡で
半分連続気泡の製品もあります。
圧縮前は連泡ですが圧縮すると単泡になります。
止水材、防音材、デッドニングなんかに使ってるようです。